茶と詩
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・・ 酒壮英雄胆 茶引文人思 ・・

武夷茶を詠んだ詩・詞

■まずこの詩は7言律詩だと思います。押韻は君、雲、文、分で、そのほか律詩の平仄の規則にそっているようなので。また最後の句にある雀尖は、意味からも平仄上からも雀舌の誤字だと思われます。試訳→『桑苧(陸羽の号)の(茶)経、旧くより伝わり、琴を弾けば、傍ら喜ぶ武夷君(武夷山の仙女)。(うねる?)松の木の下より月は見え隠れし、露を含む梅の木のほとりでは嶺の雲がただよう。眠気を醒まし、かてにつとめる(製茶作業?)、宵は事を書きつけるもの、清らかな神は、雅助(手助け?)し、その論文をえがく。春雷くれば、聖なる岩茶の新芽が勢いよく顔を出し、雀舌、龍団(←名高い武夷名茶、宝にも等しい高級茶)を手にすることになるのだ。』 少し大雑把に訳してみましたが、どうでしょうか?A.行の弾琴…あたりから一気に仙境ムードに入るように感じますが、抽象的幻想的で…。(補足:武夷君…清・董天工の「武夷山志(乾隆16、25年)」によれば、伝説上、泰代に武夷山に降りて武夷君と称した仙人(女)/●陸廷燦…(清代雍正・乾隆年間在世)字は秋昭(扶照)、幔亭とも。もとは江蘇省嘉定の人で、崇安知縣(県知事)に就いた経歴を持ち、おそらくその頃の詩だと思われます。当時英国へのボヘア(武夷)茶の輸出が急増していた時期にあたり、崇安県知事は結構重い職だと推測します(^^)▼著は「続茶経(1734)/南村随筆」など。 (茶韻香さんが書いて下さいました)

 
 
武夷採茶歌

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老地方茶坊
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