茶文化録
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 中国茶の歴史でも書いてあった「茶興於唐、盛於宋」という説があり、「封士聞く見記」によると:開元中、泰山霊岩寺大興禅教。學禅務於不寐、又不夕食、唯許飲茶」とあります。座禅中の眠気を追い払う為に、飲茶だけが許可されたようです。この時代の宗派を問わず寺院における喫茶はかなり一般化されたという記載がありました。中でも中国開宗の禅宗寺院が、他のどの宗派よりもお茶と深く結び付いたそうです。しかし、お茶と仏教との関わりは唐という時代から始まったのではなく、東晋時代の禅僧単道開の喫茶に遡らなければなりません。また、禅僧単道開の禅室が茶室の発祥ではないかとも言われています(晋書・芸術伝)。
単道開は敦煌出身の者で、昭徳寺に高閣を建て、更にその中に茅の禅室を作って、毎日眠らず座禅していたそうです。座禅中の眠気を追い払う為にお茶を飲んでいたと思われます。
 
     
 
 自古名寺出名茶:
 茶葉がお寺にとってなくてはならない重要な存在になり、寺の中に来客を招く為の茶室も誕生し、寺院独自の茶園も出現しました。今の時代と違って大昔では、寺院が大きいな敷地があり、僧侶達も大勢居て、農民達のように農作業に追われる事なく、お茶の研究に没頭する事が可能です。「在古代、也只有寺廟最有条件研究茶葉、提高品質和宣伝茶葉」(中国茶経の茶與仏教)。お茶の需要が高まるに連れ、安定した供給源を確保する必要が生じたのと同時に、品種改良により一段と良い茶葉をも得る事が出来ましたので、晋以降、数多くの銘茶が寺院から作り出されます(自古名寺出名茶)。寺院から良質の茶葉が誕生できる理由は僧侶達の努力の他に、茶樹成長の地勢条件とも大きく関係しています。陸羽の茶経では「日の当たる山野の崖で、しかも日光の直射を遮る陰のある風化質の土壌があって初めて最高のお茶が育つ」と定義してあります。寺院の多くはこのような環境に恵まれています。
 
 (制作途中)


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老地方茶坊
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