中国茶器
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官窯(老地方茶坊)

■長沙窯:古代の名窯の一つにまず「長沙窯」を挙げる事ができます。1950年代に湖南長沙市銅官鎮で発見され、注目を集めました。「長沙窯」は銅官鎮にある為に「銅官窯」とも呼ばれます。考古資料では、長沙窯は中唐の時に始まり、晩唐に最盛期を迎え、五代にその役目を終えたと記されています。主に青磁などの日常生活用品を製作されたようです。
■越窯: 浙江寧紹地区。東漢の時代から青磁を焼き、発展期は六朝で、最盛期は隋唐でしたが、宋代にはいると衰えて行きました。主な茶具は茶碗、執壷、茶盤などがあります。陸羽の著書「茶経」では「碗、越州上」と書いてありますので、唐の時代、愛茶人の間で、非常に高い評価を受けていたと思われます。
■官窯:官窯は宋代5大名竃の一つで、名前の通り、官つまり宮廷専用の器を焼いていました。品質の管理が常に最高レベルとされ、不合格の器が出た場合、民間への流出を防ぐ為にその場で壊され、地中に埋められたとか。北宋官窯と南宋官窯の2つ存在すると「負(日+宣)雑録」と「坦齋筆衡」でそれぞれ登場しています。宋王朝が終わったと同時に官窯の役目も終えました。清では景徳鎮で再現を試みたが、同じレベルには達せませんでした。
■定窯: 古代製磁名窯の一つであり、河北曲陽県になり、唐・宋は定州の管轄下なので、定窯と名付けられました。白磁が主で、黒釉、紅釉や碧釉なども生産されました。紫定、黒定、紅定、緑定などが該当します。台北故宮博物館に同時の作品数点残されています。
■徳化窯:福建省徳化県。現代発見された跡地は200か所以上あります。徳化窯は宋の時代に始まり、白磁が世界的に有名です。「象牙白」という愛称で、フランスでは「中国白」と呼ばれています。
■景徳鎮窯:世界的に有名の磁器都。宋の時代から青白磁を生産され、元の時代から有名になり、交通 の便も良いので、そのまま一気に全国的に有名になりました。
■岳州窯:湖南湘陰城関などにあり、民間では湘陰窯とも呼ばれます。陸羽は茶碗が寿州や洪州よりも岳州の方が上だとも書いてあります。また、岳州は唐の時代では主な青磁の産地の一つで、中国の茶具歴史の中で重要な位 置づけとされています。
■汝窯:河南宝豐県清涼寺あたりですが、北宋時、ここは汝州の管轄下なので、汝窯と呼ばれます。宋代の五大名窯の一つ。空色に近い「天青」やアヒルのタマゴに近い「卵青」が有名。日常生活器具や茶器を生産。
■吉州窯: 江西吉安市永和鎮。唐代から始まり、南宋に最盛期を迎え、元になると衰え始めました。黒釉磁が有名。


現代でも色んな優れた作品が世に送り出されます。良い物は何時みても素直に感動しますね。職人達の努力に感謝!!!

定窯(老地方茶坊)
   

■その他に福建省建陽水吉鎮の「建竃」、浙江徳清の「徳清竃」、陜西の「耀州竃」などの名竃があります。
中国古代茶具より


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老地方茶坊
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